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INTERVIEW 03

ゆくゆくは
輸入業務に携わりたい

野菜部 主任
稲見 峻亜
2015年入社

Chapter 01

大学時代で農業を学び、青果物の流通に携わりたいと入社

私は大学で農業や畜産について学び、なかでもフェアトレードを専門としていました。将来的には学びを活かして、青果物の流通や輸入関係の業務に携わりたいと考えるようになりました。しかし、青果物を取り扱うのであれば、まずは国内の青果物の流通に詳しくなる必要があります。そのため、農業関係の仕事ができる地元企業を探していたところ、当社と巡り会いました。面接時に詳しく話を聞いてみると、国内産だけでなく外国産の野菜の輸入にも関わっていることを知り、自分にぴったりの会社だと感じて入社を決意しました。

現在の仕事は、生産者から出荷された野菜を小売業者に販売することです。農協や生産者の方から荷物を引き受け、そこから仲卸やお客様先のスーパーと話をしながら価格を決めていきます。重要なのは、青果物を安定的に確保して欠品を出さないことです。欠品があると、野菜がスーパーに供給されず、食のインフラに支障をきたしてしまいます。最後まで責任を持つことが求められる仕事です。

Chapter 02

密なコミュニケーションが、円滑な業務遂行を叶える

仕事のやりがいを感じる瞬間は、他の市場には青果物の不足がある状況で、当社だけが十分な量を確保できたときですね。生産者の方に自分たちの市場を優先して出荷してもらうためには、普段から密に連絡を取って信頼関係を築いておくことが大切です。
農家の方とのやり取りはとても楽しいですよ。孫のようにかわいがってくれる方もいますし、野菜を貰うこともあります。さまざまな人と関わる中で、学生時代よりもコミュニケーションスキルが向上したように思います。

社内の雰囲気はとてもオープンで、誰とでも話しやすい環境です。社員同士でふざけ合ったりすることもありますよ。遠慮なく何でも言い合えますし、社員同士でご飯に出かけたりすることも。私自身、入社前は人見知りでしたが、問題なく職場に溶け込めました。人と話すのが苦手という方でもすぐに慣れると思います。

Chapter 03

安定して野菜を確保するためには、信頼関係が重要

仕事ではうまくいくことばかりではなく、入荷量と注文量の調整に苦労することもあります。入荷量が多かったからといって安売りばかりをしていると、農家の方から愛想をつかされ、必要なときに出荷してくれないこともあるんです。その調整はとても難しいですが、農家の方との信頼関係を構築しつつお客様との交渉を行い、バランスを図っています。また、希少な野菜の取り扱いで悩むこともあります。例えば、チコリやミニ白菜などがそうですが、東京から1ケースだけ入荷しようとしてもトラックは走ってくれません。ただ、日頃から近隣の市場との信頼関係を築いておき、当社が必要な分の青果を併せて入荷してもらうことで、お客様に希少な品種を提供することが可能になります。

今後の目標は、野菜を委託してくれる産地を増やすこと。以前から輸入関係の業務に興味があるので、ゆくゆくは外国産の青果物の取り扱いを拡充していきたいです。

1日のスケジュール

5:00

始業、現場作業

リフトを使って、担当品目の商品を整理整頓します。

8:00

営業販売

スーパー・飲食店・給食などに青果物を販売する仲卸業者を訪ね、発注数量や価格の交渉を行います。

11:00

休憩

 

 

14:00

生産者の方を訪問

生産者の方を訪ね、コミュニケーションを密にとりながら、情報やご要望を伺います。

16:00

終業